2012年9月15日土曜日

2012年9月15日 司法試験合格者 2102人

2012年9月15日 司法試験合格者 2102人 史上最高

文部科学省後援・日本速記協会主催 速記技能検定試験結果

2000年・平成12年 5月28日 第132回 1級受験者43人 合格者20人

2003年・平成15年11月30日 第146回 1級受験者27人 合格者 3人
2004年・平成16年 1月25日 第147回 1級受験者28人 合格者 1人
2004年・平成16年 5月30日 第148回 1級受験者32人 合格者 7人
2004年・平成16年 8月29日 第149回 1級受験者38人 合格者10人

2005年・平成17年 1月30日 第151回 1級受験者32人 合格者 7人

2010年・平成22年 1月31日 第171回 1級受験者 7人 合格者 1人
2010年・平成22年 8月29日 第173回 1級受験者 6人 合格者 0人

2010年・平成22年11月28日 第174回 1級受験者 7人 合格者 2人
2011年・平成23年 1月30日 第175回 1級受験者 6人 合格者 1人
2011年・平成23年 5月29日 第176回 1級受験者 9人 合格者 3人
2011年・平成23年 8月28日 第177回 1級受験者 7人 合格者 2人

2011年・平成23年11月27日 第178回 1級受験者11人 合格者 2人
2012年・平成24年 1月29日 第179回 1級受験者 7人 合格者 2人
2012年・平成24年 5月27日 第180回 1級受験者13人 合格者 2人
2012年・平成24年 8月26日 第181回

 議員や司法試験合格者は話し手、速記者、速記官は書き手です。
 話し手ばかり増えて書き手がいなくては困ります。
 世の中、バランスが大切だと思います。
 速記官が削減される一方で、裁判官は増員されています。



2012年9月15日 速記競技会への機械の持ち込みについて

 私の携帯電話には、録音・録画機能が内蔵されている。
 長時間のハイビジョン録画、ステレオ録音が可能である。
 携帯電話は、今やミニパソコンと言っても過言ではない。
 パソコンとほぼ同様のことができるようだ。
 電車の中では、たくさんの人が耳にイヤホンをし、脇目も振らずに携帯電話に指をタッチしている。
 パソコンに録音・録画機能や音声文字認識機能を搭載することは簡単だろう。
 したがって、速記競技会においては、速記検定試験同様、試験場へのパソコン類の持ち込みを一切禁止するべきではないだろうか。
 競技とは、競技に参加した者が対等同一の条件のもとにおいて人間の能力を競うものである。
 例えば、100メートル競走において、義足でも車椅子でも自転車でもバイクでも自動車でも、使えるものは何でも使ってもいいということになったら、自動車を持っている人が優勝するだろう。
 人の持つ能力の勝負ではなくて、人の持つ経済力の勝負になってしまう。
 速記競技会においても、手書きで反訳するのと、20年前に買ったワープロを使って反訳するのと、2万円の中古パソコンを使って反訳するのと、30万円の新品パソコンで反訳するのとでは、それだけで能力に大きな差がついてしまう。
 速記の能力の勝負というよりも、経済力の勝負になってしまう。
 だから、同一条件のもとで公平公正な競技を展開するためには、競技場へのパソコン類の持ち込みを一切禁止するべきではないかと思うようになった。
 私自身、高速度速記競技会において何度か自分の買ったワープロを使用して反訳したこともあったが、ワープロの製造販売が中止になり、昔買ったワープロでは反応速度が遅くて使い物にならない。かといって、ふだん使っている職場のパソコンやプリンターを競技場に持ち込むわけにもいかない。家にあるパソコンではワード等のソフトが一切入っていないし、単語登録も思うようにできない。
 どういうわけか、ローマ字入力はできるがひらがな入力ができない。
 私は、昼はJISのひらがな入力で、家ではJISのローマ字入力で入力している。
 速記能力による勝負をするためには、速記競技場にパソコン類の持ち込みを一切禁止することが望ましいように思われる。



2012年9月15日 速記検定試験特別表彰制度について

 2012年9月8日に高田馬場にある早稲田速記専門学校で日本速記協会の総会がありました。

 その中で、私は、速記検定試験の表彰制度について、意見を述べました。

 そして、その意見を改正案としてまとめました。

 速記検定試験は、同じ級であっても、一回、一回、問題文も朗読者も、受験者の年齢も受験者の能力も変わります。

 受験者の速記方式の全体あるいは一部分が変わる場合もあります。

 したがって、その審査に当たっては、その人の過去の成績を一切問わず、毎回更(さら)の気持ちで審査していただきたいと思います。

 答案の名前を伏せて、原稿だけを見て、一切の先入観を捨てて厳正な審査に当たっていただきたいと思います。

 同一人物が同一の賞を複数回受賞することは、よくあることで、悪いことではありません。

 例えば、大相撲の場合、幕内優勝32回とか、十両優勝3回とか、技能賞3回とか、敢闘賞5回とか、殊勲賞10回とかです。

 速記検定試験の場合においても、文部科学大臣賞を1級で2回、2級で3回、3級で5回とか、複数回受賞があっても構わないと思います。

 過去の成績や過去の受賞履歴も考慮に入れるとなると、全ての受験者について、過去の検定試験の成績や受賞履歴を調査しなければなりませんが、そういうことをしても意味がありません。

 今現在の能力を把握するために、速記検定試験はあるのです。過去の成績を問題にすべきではありません。

 過去に受賞した人が結婚して姓を変えている場合もあります。

 再就職のために何十年かぶりで速記検定試験を受け直す場合もあります。

 速記方式を全体あるいは一部分変更したので、新たに練習し直して速記検定試験を受け直す場合もあります。

 既に合格しているけれども、練習のために、あるいは受賞を狙って受け直す場合もあると思います。

 受験者が少ないので、協会財政に貢献するために受験する人もいると思います。

 新しい試験問題を入手するために受験する人もいると思います。

 速記130周年を記念して受けている人もいるかもしれません。

 受験者が速記検定試験を受験する理由は千差万別であり、そういう個人の事情を検定試験の審査結果に反映すべきではありません。

 一回一回、氏名や肩書や速記方式や過去の成績や過去の受賞履歴に関係なく、常に更の気持ちで公正厳格な審査を行っていただきたいと思います。



2012年9月15日 賞名と選考基準の改正案

(1)文部科学大臣賞
1.各回技能検定1級から3級それぞれにおいて、最も失点が少ないこと。
2.失点は、1%以内であること。
3.句読点、改行等の表記が適切であること。
4.各年度(9月~8月)において、1級から3級の文部科学大臣賞受賞者を4名以上出した団体。

(2)協会最優秀賞
1.各回技能検定1級から3級それぞれにおいて、最も失点が少ないこと。(文部科学大臣賞を除く)
  なお、複数の同点があった場合、優劣をつけず、複数のまま表彰する。
2.失点は、約1%以内であること。
3.句読点、改行等の表記法がおおむね適切であること。

(3)協会優秀賞
1.各回技能検定において、1級から3級は協会最優秀賞に次ぐ上位7名程度、
  4級及び5級は上位7名程度、6級は上位5名程度とする。
2.失点は、約1.5%以内であること。
3.句読点、改行の全くないものは選考対象としない。

(4)協会特別賞 審査委員会で特に表彰すべきと認めた者並びに特別優秀な合格者を出した団体。

(5)協会奨励賞 満15歳以下の合格者。

 以上の適格者については、審査委員会の審査を経た上、理事会において決定する。

 速記技能検定成績優秀者選考基準
 (昭和63.2.2理事会決定)
 (平成 3.6改正)
 (平成16.1改正)
 (平成17.8改正)
 (平成18.5改正)

【具体例】

1級  1位 ミス1 文部科学大臣賞(1)
    2位 ミス2 協会最優秀賞(1)
    2位 ミス2 協会最優秀賞(2)
    2位 ミス2 協会最優秀賞(3)
    5位 ミス3 協会優秀賞(1)
    6位 ミス4 協会優秀賞(2)
    7位 ミス5 協会優秀賞(3)
    8位 ミス6 協会優秀賞(4)
    9位 ミス7 協会優秀賞(5)
   10位 ミス8 協会優秀賞(6)
   11位 ミス9 協会優秀賞(7)

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