2011年3月7日月曜日

第66回びわ湖毎日マラソン

 第66回びわ湖毎日マラソン

 2011年3月6日 12:30スタート / 滋賀県大津市・皇子山陸上競技場

 大会新でキプサングが優勝

 (1)2時間6分13秒 ウィルソン・キプサング(ケニア)大会新
 (2)2時間9分13秒 デリバ・メルガ(エチオピア)
 (3)2時間9分25秒 堀端宏行(旭化成)
 (4)2時間9分31秒 中本健太郎(安川電機)
 (5)2時間9分48秒 モーゼス・カンゴゴ(ケニア)
 (6)2時間10分41秒 今井正人(トヨタ自動車九州)
 (7)2時間10分45秒 吉井賢(SUMCO)
 (8)2時間11分17秒 糟谷悟(トヨタ紡織)
 (9)2時間11分19秒 林昌史(ヤクルト)
(10)2時間12分07秒 五ケ谷宏司(JR東日本)

 今年8月の世界選手権(韓国・大邱)の代表選考会を兼ねた第66回びわ湖毎日マラソンが6日、滋賀県大津市・皇子山陸上競技場を発着点とするコースで開催された。
 2時間6分13秒の大会新記録でウィルソン・キプサング(ケニア)が優勝した。
 2位にデリバ・メルガ(エチオピア)、3位に堀端宏行(旭化成)が続いた。

 スタート前 くもり、気温11度、湿度57%、南南西の風2.5m。
 スタート 205人。
 1キロ 3分4秒。集団はペースメーカー5人を先頭に団子状態。
 2キロ この1キロは3分1秒。先頭集団は縦長になる。世界歴代8位の記録を持つウィルソン・キプサング(ケニア)、今井らは集団の中盤。
 3キロ ペースがやや上がる。先頭集団は58人。
 4キロ ペースメーカーのすぐ後ろに付けるのは山本泰之(JFEスチール)ら。
 4キロ過ぎ 飛松誠(安川電機)が集団から遅れ始める。
 5キロ 15分3秒で先頭集団が通過。
 6キロ付近 海外招待選手のイアロスラフ・ムシンスキ(モルドバ)が先頭集団から遅れる。
 7キロ この1キロは2分59秒。
 8キロ手前 涌井圭介(ヤクルト)、小畑昌之(安川電機)が遅れる。
 9キロ 先頭集団の中盤で今井、高橋、林昌史(ヤクルト)らが快走。
 9キロ過ぎ 初マラソンの氏原が遅れる。
 10キロ 先頭集団の通過タイムは30分ちょうど。
 10.5キロ アスメロンが集団から離れ、道路の内側を走り出す。集団もそれに流され再び吸収される。
 11キロ手前 JR東日本の五ケ谷宏司が遅れる。
 11キロ 先頭集団は39人。モーゼス・カンゴゴ(ケニア)がペースメーカーの前に出て、給水を行う。
 12キロ ペースメーカーのすぐ後ろに、デリバ・メルガ(エチオピア)、アスメロンが走る。
 13.5キロ 先頭集団から菅谷、片岡祐介(大塚製薬)ら4人が脱落。
 15キロ 45分5秒で先頭集団が通過。ペースメーカーが2人外れる。
 15キロ過ぎ 先頭集団は33人。
 16キロ過ぎ 林が給水の際に転倒しそうになるが、集団の前方をキープ。
 17キロ 先頭集団がこの1キロを3分3秒で通過。
 18キロ ハシミ、福山、大塚良軌(愛知製鋼)ら5人が遅れる。
 19キロ 18キロからの1キロは2分57秒。今井、佐々木、堀端らが先頭集団を快走。
 20キロ手前 家谷和男(山陽特殊製鋼)、ヨハニス・アベラ(エチオピア)が遅れる。
 20キロ 先頭集団が1時間0分10秒で通過。20人ほどに絞られる。
 中間点 1時間3分29秒で先頭集団が通過。
 22キロ 林が集団の後方へ。キプサングが集団の前方へ。
 23キロ アスメロン、カンゴゴ、メルガ、キプサングの海外招待選手が集団を牽引。
 23キロ過ぎ 高橋、林、野宮らが遅れる。
 24キロ手前 メルガがペースを上げ、キプサング、カンゴゴ、アスメロンら海外選手が付いていく。
 25キロ手前 第2グループは堀端、糟谷悟(トヨタ紡織)、吉井賢(SUMCO)、今井、佐々木、上條記男(愛知製鋼)、中本とペースメーカー1人の9人。
 25キロ 1時間15分07秒で先頭集団が通過。
 25キロ過ぎ 2つに分かれていた先頭集団が再びひとつになる。今井は集団の中盤。
 26キロ過ぎ ペースメーカーが外れたことで、メルガが一気にペースを上げる。キプサング、アスメロン、カンゴゴが付いていく。日本人選手は数メートル後方で集団を形成。
 27キロ この1キロは2分57秒のペース。先頭集団は、メルガ、キプサング、カンゴゴ、アスメロンの4人。
 27キロ過ぎ 吉井が第2グループから遅れる。
 28キロ トップは、メルガとキプサングの2人。少し遅れてカンゴゴ。
 28.5キロ 4位グループはアスメロン、堀端、今井、中本、糟谷とペースメーカーのサムエル・ドゥング(愛知製鋼)。
 30キロ トップを並走するメルガとキプサングが1時間29分51秒で通過。3位にカンゴゴ。トップから27秒遅れの4位グループにアスメロン、中本、今井、糟谷、堀端の5人。
 30.5キロ 4位グループを走る今井と堀端が前に出る。中本、アスメロン、糟谷は付いていけない。
 31キロ手前 メルガが一気にスパート。給水で再びキプサングとの差が詰まり、並走態勢に戻る。
 31キロ過ぎ メルガが再び前に出る。しかし、キプサングも付く。
 32キロ手前 4位争いを繰り広げていた堀端と今井の足が接触。堀端が遅れ始める。
 32キロ過ぎ トップのメルガとキプサングが離れたり、付いたりを繰り返す。
 33キロ 4位を走る今井と追う堀端の差が徐々に広がる。トップはメルガとキプサングが並走。
 33.5キロ メルガとキプサングがトップ争い。3位カンゴゴ、4位今井、5位堀端、6位中本。
 35キロ トップのメルガとキプサングが1時間44分50秒で通過。堀端が再び今井と4位を並走。
 36キロ トップはメルガとキプサング。
 37キロ 4位を走る堀端が前に出る。
 38キロ過ぎ キプサングがスパート。
 38.2キロ 中本が今井をとらえて5位に。
 39キロ 3位を独走していたカンゴゴに、4位の堀端が迫る。
 40キロ手前 堀端が3位のカンゴゴに追いつく。そのまま並走。
 40キロ トップのキプサングが1時間59分53秒で通過。
 41キロ キプサングがトップで通過。堀端は3位。
 ゴール キプサングが2時間6分13秒の大会新記録で優勝。2位にはメルガ、3位は堀端で2時間9分25秒。

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