2012年12月2日日曜日

2012年12月01日 速記の技術


 2012年12月01日 マンツーマンで伝えよう速記の技術

 5年たっても6年たっても7年たっても、速記の練習をしなければ、いつまでたっても6級にすら合格しない。
 1級に合格しなければ、いつまでたっても現場に出て速記を書くことはできない。
 速記専門学校の場合、速い人だと1年2か月(2年生の5月試験)、普通の人で1年5か月(2年生の8月試験)、ゆっくりの人でも1年10か月(2年生の1月)で1級に合格する。
 いつまでたっても6級にすら合格しないのは怠慢である。
 せっかくベテランと新人が組んでいるのだから、マンツーマンでベテランが新人に速記を教えてみればどうか。
 速記、録音、録画、文字認識、音声認識、使えるものは何を使ってもよい。
 速記は、書き取り能力、聞き取り能力を高めるための基礎訓練であり、練習して損はない。
 速記録作成の仕事をしているのに全く速記が書けないということでは、外に出たときに、今まで何をしていたのかということになるのではないか。
 外に出たら、録音も録画もないかもしれない。
 タイピングは誰にでもできる。
 速記を書く真似をして速記者席に座るのではなくて、本当に速記の書ける人を育てなければならないと思う。
 1年に速記技能検定1級合格者が全国で8人というのは、司法試験合格者1年に2000人に比べて少ない。

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