2014年6月7日土曜日

2014年06月07日の速記問答

【2014年06月07日の速記問答】

 【問】

 速記に大変興味があります。

 速記って、すごいでしょうか?

 本当に話すスピードに負けずに書けるのでしょうか?

 速記できる人は、速記の方が便利なので、普段から速記を使われますか?

 また、どこで習得をされましたか?

 よろしくお願いします。

 【答】 


 速記は、簡単に書ける線を用いて、速く書き取ることです。

 点、直線、円、円弧、楕円、楕円弧など、数学的な線を用いて書き取ります。

 速記は、すごいと思います。

 自分で速記するときは、あまりすごいと思わないのですが、

 人が速記を書いているのを見ると、すごいなと感心します。

 1分間に320字書けるようになります。

 1分間に400字ぐらいまで書けます。

 400字詰め原稿用紙1枚の原稿を1分間で読むスピードまで書けるようになります。

 人の話は1分間300字程度ですから、特に早口でなければ、すべて速記で書き取ることができます。

 日本語の速記は130年以上前から存在します。

 いろいろな書き方があって、統一されていないので、文部科学省教育の中には取り入れられていません。

 しかし、習得されればとても便利で、一生の得ですから、ぜひ勉強されることをお勧めします。

 私は、中学時代に石村式速記の本を買ってから速記に興味を持ち、50年近く速記を利用してきました。

 速記を勉強して、とても良かったと思っています。

 HP「速記の書き方」

 「速記アンテナ」の中の「速記の書き方」に、私の速記法の基本が書いてあります。

 速記の基本文字、速記の基本的な書き方だけでも、覚えていただきたいと思います。

 私は、普通の文字も書きますし、速記文字も書きます。

 速記が書ける人は、普通の人よりも、もう1種類多く文字を知っている人だと考えてください。

 普通の文字で書けるときは普通の文字で書きます。

 普通の文字では追いつかないときには、速記文字で書きます。

 普通の文字も、速記文字も、ともに大切にしていかなければなりません。

 私は、石村式速記法、参議院式速記法、衆議院式速記法、グレッグ式速記法などを勉強しました。

 公民館、日本速記協会、東京速記士会、速記科学研究会、速記懇談会などでも勉強してきました。

 それぞれの良いところを吸収して、最高と思える速記法を確立しました。

 これからも、さらに速記法を向上させ、磨きをかけていきたいと思っています。

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