2012年5月20日日曜日

日本の速記130年



日本の速記130年

ことしは日本に速記が生まれてから130年になります。
大阪では、大阪芸術大学のご協力を得て、客員教授の旭堂南陵師の全面的なご支援をいただき、朝日放送の東隣にある堂島リバーフォーラム、芸大ほたるまちキャンパスにおいて、講談落語速記の分野の実演や講演、ディスカッションを予定しています。
第一部では約10分の南陵師匠の短い講談を、現代速記名人、大堀さんに手書き速記で書いていただき、それを皆様にごらんに入れたいと思います。
大堀さんは直ちに反訳に入り、シンポジウムが終わるころには電子書籍として講談の速記本を世界へ発信するという趣向です。
130年前、若林玵蔵が酒井と三遊亭円朝の怪談牡丹灯籠を速記して、翌週の土曜日、東京稗史出版社から発売された故事に対比させて、130年の進化をイメージしたいと思います。
また同じ講談をソクタイプのリアルタイムはやとくんで挑戦し、ライブ字幕をごらんにいれたいと考えています。
チャレンジャーは安達さん。
この二つの速記、一つは大堀さんの伝統の速記、そしてもう一つは安達さんの21世紀の速記をごらんいただき、絶え間なく進むイノベーションを示したいと思います。
南陵師は、講談落語速記本の収集家として有名ですが、その分析を博士論文にまとめて、昨年1月に大阪芸術大学から博士号を授与されています。
その研究の一端をお話いただき、また貴重なコレクションを見せていただきます。
南陵師は大阪芸大の客員教授です。
円朝は速記によって有名になった。
速記は円朝によって有名になったという話がありますが、実は速記本の前に、伊藤橋塘という方が講談を書いて出版していました。
伊藤は速記本が大流行しても、こつこつと講談本を書き続けました。
その分野の研究者の宮脇真理子さん(明治大学)に速記本と書き本の絡み合いの中で、どのように講談が流行していたのか、おうかがいしたいと思います。
協会理事の三牧勉さんは、長年講談速記本の収集と大阪の速記者の伝統を調べています。
そんな彼の解説を皆さんへ紹介したいと思います。
会場発言で予定しているのが、スタジオジブリのPR誌、熱風で講談速記本のおもしろさを現在進行中で執筆中の山下泰平さんにもぜひご参加いただき、フロア発言で、講談本のおもしろさをぞんぶんにお話いただきたいと思います。
このような趣旨で、10月13日(土)午後2時から堂島リバーフォーラム2階の芸大ほたるまちキャンパスで集いたいと思います。
参加は無料です。
速記の方、舞台演芸の好きな方、国語、日本語学の研究者の皆さん、お誘いの上、ご参加くださいますよう、ご案内申し上げます。
申し込みには、お名前、住所、電話・ファックス、メールアドレス、お勤め先、年齢などをお書きの上、兼子次生のアドレスへお知らせください。
満員になり次第、締め切ります。
お近くの皆様へもどうぞお伝えいただきたく存じます。
実行委員長 兼子次生

PT・WT

2002/10/29

【NC】18の調査会・PT・WTを設置

民主党ネクストキャビネット(NC)は2002年10月29日、1つの調査会、7つのプロジェクト・チーム(PT)、10のワーキング・チーム(WT)の設置について了承した。
了承された調査会・PT・WTは下記の通り。 

■調査会 
・「政治改革推進調査会」(官房) 
■PT(プロジェクト・チーム) 
・「障害者施策推進PT」(内閣、厚労、文科、国土交通、総務、経産、共管) 
・「年金改革PT」(厚労、内閣、財金、共管) 
・「雇用対策PT」(内閣、財金、内閣、共管) 
・「司法と精神医療の連携に関するPT」(厚労、法務、共管) 
・「医療制度改革PT」(厚労、内閣、共管) 
・「在日外国人に係る諸問題に関するPT」(法務、内閣、厚労、文科、外務、共管) 
・「倒産法制PT」(法務、経産、厚労、共管) 
■WT(ワーキング・チーム) 
・「NPO法・税制改正WT」(内閣部門) 
・「個人情報保護法制WT」(内閣部門) 
・「国内人権救済機関設置WT」(内閣部門) 
・「靖国問題WT」(内閣部門) 
・「年金積立金運用問題WT」(厚生労働部門) 
・「介護保険WT」(厚生労働部門) 
・「障害者政策WT」(厚生労働部門) 
・「ひとり親家庭等支援WT」(厚生労働部門) 
・「司法制度改革WT」(法務部門) 
・「刑事事件の証拠開示に関するWT」(法務部門) 



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