2009年12月11日金曜日

速記とは何の事ですか?

★はじめまして(∀)
速記とは何の事ですか?
いきなりごめんね↓
ただなんか気になりまして(*_*)

◆速記とは、音声を文字化することです。

 日本語には、漢字、ひらがな、カタカナ、alphabet、0123456789の数字のほかに、速記文字というものが125年前から存在します。

 しかし、速記文字は、依然として、いろんな方式があって、一本に統一されていないので、学校では教えていません。

 速記は、1音1画、1語1筆で書きます。

 速記文字には、点、直線、円、円弧、楕円、楕円弧などの数学的な線が使われています。

 究極の簡易文字が速記文字であり、速記文字を使って音声を書き取ることが速記です。

 第1回帝国議会から、速記により速記録が作成されてきました。

 一語一句すべて書き取りますから、そこには筆者の意思は入りませんので、不偏公正な会議録を作成することができます。

 録音のなかった時代、約80年間は、速記を頼りに速記録が作られてきました。
 録音機が導入されてからも、現場の生の声が一番よく聞こえるし確かなので、速記がとられてきました。

 正確な会議録を作るためには、音だけでなく、目で確認すべきこともいろいろあるのです。

 時刻、出席の有無、人の動き、委員長・会長・議長の交代、人の顔、表情、口の動き、服装、肩書き、座席の位置、法案、予算案、趣旨説明、作成資料、参考資料、調査資料、新聞、雑誌、本、質問原稿、答弁原稿、パネル、映像、挙手・起立の有無など、すべて目で確認しなければなりません。動議や突然の発言、場内協議、速記中止などにも対応しなければなりません。

 録音・録画があっても速記は必要です。速記録の作成は、簡単ではありません。

 日常生活においても、録音機を持って歩くことは少なくて、筆記具を用いてメモします。

 録音、録画がとれない場合、一瞬にして消える音声を速記文字により書き取るしかありません。
 人の記憶は曖昧ですから、正確に音声を書き取るには、速記が必要です。

 ビデオやカメラや録音機があれば、何でもとれると思いがちですが、なかなか思うようにはとれません。距離が離れていたり、撮影や録音ができないときがあります。

 ビデオを用いる場合、最低4方向からの撮影が必要です。1台のテレビカメラでは不十分なのです。1台のテレビカメラでは、1方向からしか写せないので、取りはぐれが出てきます。4方向からの撮影が必要なので、4台のテレビカメラが必要です。照明などテレビ局のスタジオ並みの準備が必要なのです。たくさんのスタッフも必要です。

 録音する場合、1人の発言者に対して1本のマイクが必要です。マイクから離れた音声は鮮明に入りませんので、至近距離にそれぞれのマイクを設置しなければなりません。

 速記録を作るには、速記を修得した上、機械もうまく使っていかなければなりません。

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