2009年6月9日火曜日

 選挙制度改革

 平成19年参議院通常選挙のいわゆる1票の格差は4.86倍だった。
 何でこんなひどいことになるのだろう。
 国会議員は、日本国民全体の代表であり、各地域の利益代表ではない。
 地域のことは、都道府県議会議員なり市区町村議会議員に任せてほしい。
 国会議員は、地域の利益よりも、国全体の繁栄を考えてほしい。
 国会議員の選出に当たっては、1票の格差をなくしていかなければならない。
 国民一人一人の権利を平等に扱わなければならない。
 参議院の定数は、242である。3年ごとに、半数ずつ改選されている。
 全国を121の選挙区に分割すればよいのである。
 それぞれの選挙区有権者の数を同数にするべきだ。
 参議院議員選挙有権者全体の数を121で割れば、1選挙区当たりの有権者の数が出る。
 選挙区は、市区町村を基本にして分けるが、割り切れない場合は、市区町村をさらに細かく分割し、1票の重みを平等にすべきである。
 住民票に基づいて、一人一人について、121ある選挙区のどの選挙区に該当するかという選挙区割りを決めればよいのである。
 国政選挙に際しては、都道府県や市区町村の枠組みにとらわれ過ぎてはならない。
 121の選挙区から、それぞれ1人を選出するというのが、1つの選出方法だろう。
 都道府県、市区町村とは切り離した形で、新たな選挙区割りを実施して、平等な選挙を実現すべきである。
 都道府県、市区町村の枠組みにとらわれていると、1票の格差が4.86倍という法外な結果になる。住民票に基づいて、121の選挙区に平等に有権者を分配すれば、公平公正な国政選挙を実施することができる。
 また、地域の代表ではなくて、国民全体の代表を選ぶという観点からすれば、地方区をなくして、全国区で得票上位121人を当選者とするというやり方も成り立つ。
 そうすれば、選挙区を分ける必要はないし、国民一人一人の1票の価値が完全に平等になる。選出された議員も、地区の代表ではなくて、国民全体の代表という意識を持てる。
 国会議員を地区ごとに選ぶと、自分の地区以外から選出された他の地区の議員に対して意見が言いにくい。国民全体の代表という形をとるならば、国民の誰もがどの議員に対しても自由に意見や要望を言うことができる。
 地区代表ということになると、他地区の人間は遠慮せざるを得ない。自分の地区から選ばれた議員を頼りにせざるを得ない。
 国際問題なんかは、日本のどこに住んでいるかなんて、関係ない。
 この際、国会議員は、国民全体の代表であるという方向を鮮明に出していくべきではないだろうか。
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 第71回速記懇談会

 第71回速記懇談会のお知らせ

 速記に関心を持つ同好の士が集まり、速記、日本語、ワープロ、パソコ
ン、各種記録システム等について自由な雰囲気で語り合う会を催しておりま
す。
 参加・傍聴は自由にできますので、多数ご参加ください。
  時   2009年6月14日(日)午後0時30分~4時15分
  場所  名古屋市公会堂第1集会室(JR中央線鶴舞下車、徒歩5分
   程度。JR名古屋駅中央線に乗りかえ、7番線の12時3分/10分
   /18分の快速普通列車に乗車。7分程度)
  参加費 会場費、資料作成費等として実費をご負担いただきます。
     (2,500円程度になるかと思いますが、未定です)
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第71回テーマ
1.パソコンの音の聞き比べ 加古修一
  パソコンがトランスクライバーとして使われるようになり、その音質
 の差が意外に大きいことに改めて驚いています。数台のパソコンで音の
 聞き比べをしてみたいと思います。(2月の懇談会の積み残しです)
2.V式五十音符号の長短2種化の試みについて(従来方式と併用できる
 ミニ符号)                       小谷征勝
  発想内容としては、「ハ・マ・ヤ行」にサインをつけて短線にすると
 いうものです。
3.最近の蔵書検索で見えてきたこと            荒木 章
4.パソコントラブル解決編(資料参加)          片岡聖子
  10年間ノートに書きためたパソコントラブルの自力解決です。
5.松田謙次郎編「国会会議録を使った日本語研究」(ひつじ書房、税別
 5000円)を読む
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 資料準備の都合がありますので、ご出席いただける方は6月11日(木曜
日)までにご連絡をお願いいたします。お問い合わせ、参加申し込みは、
  〒476-0011 東海市富木島町北島17  加古修一まで
 TEL 052-603-4086 FAX 052-601-6343 E-Mail YQB02710@nifty.com
 ここ数回、当日参加はできないけれども、会合の内容を知りたいという方
に対しての不在参加のお取り扱いを中止してまいりましたが、復活したいと
思います。今後は、やり取りについてはデジタル音声を、資料についてはP
DFなどを、宅ふぁいる便を使って送るようにしたいと思います。不在参加
費用は2,500円程度としたいと思いますが、未定です。会合の内容について
関心のある方はお申し出ください。

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