2010年11月27日土曜日

金融政策案

 エンドレス返済規制法

(1)年収の3分の1を超える新規の借り入れはできない。

(2)年収100万円の人は33万円まで借り入れをすることができる。

(3)収入のない人が借り入れをすることはできない。

(4)返済額の20%以上の利息を取ることはできない。
   2万円の返済に対して4000円以上の利息を取ることはできない。

(5)利息の支払いが貸付額の2倍を超えた場合は完済したものとみなす。
   10万円の借り入れに対して20万円利息を支払った場合は完済したものとみなす。

(6)年利20%以上の利息を取ることはできない。

(7)違約損害金と称して利息の2重取りをすることはできない。

(8)銀行の普通預金金利の10倍以上の利息を取ることはできない。

(9)預金のある人は預金相当の借り入れをすることができる。

(10)担保のある人は担保価格相当の借り入れをすることができる。

 プロミスとかアイフルとかの会社は 大変だろうなぁ~
 倒産しちゃうんじゃないかな?
 (≧∇≦)?

 倒産はしないと思います。
 もっと安い金利で貸付をしている普通の銀行でも倒産していません。

 年利18%で100万円借りている人が、借金を3万円減らそうとすると、4万5千円必要になります。なぜなら、利息が1か月当たり1万5千円かかりますから、借金を3万円減らすには、4万5千円必要なのです。すなわち、100万円の借金を3万円減らすということは、貯金を4万5千円するのと同じエネルギーが必要なのです。
 人がなぜお金を借りるかといいますと、貯金がないからです。貯金がある人はお金を借りません。お金のない人にとっては、1か月1万5千円の利息を払うだけでも大変なことです。したがって、利息だけ払って元本がなかなか減らないというケースが多いのです。
 ゼロ金利と言われる時代に18%とか15%は、依然として高金利です。数年前までの年利25%に比べれば少しましになりましたが、依然として高金利です。カード類には手を出すべきではありません。カードを持つと自分の経済力以上の買い物ができるので、自分に経済力がついたと錯覚して気が大きくなり、結果的に自分の首を絞めることになるからです。
 誰も好きで借りる人はいませんが、やむを得ない事情で借りて、無期懲役のように延々と支払わされるということにならないようにしなければなりません。そこで、都合で借りることになっても、すぐに立ち直れるシステムに金融システムを変える必要があります。
 どうすれば金融問題を解決することができるのかということで考えたのが上記の政策です。お客が苦しむだけのシステムは長続きしません。安心して利用できるシステムに転換することによって、お客もお店も共に幸せになるのではないでしょうか。
 ちなみに、年利18%で100万円を10年借りた場合にどうなるかを示しておきたいと思います。
 (1)118(2)139(3)164(4)193(5)228(6)269(7)318(8)375(9)443(10)523
 10年間放っておくと、100万円の借金が523万円まで膨れ上がるのです。もちろんすぐに完済すれば完済した時点で終了しますが、払い切れない状況が長く続くと、恐ろしい結果になります。10年なんて、長いようであっと言う間です。十分注意しなければなりません。
 支払いが滞った人からは利息(謝礼)は取らないようにして、借金の肥大化にストップをかける規定を設けることが必要だと思います。貯金があるのに意識的に支払わないという人は、まずいません。
 さらに、集金業務を他に委託することは禁止にしなければなりません。なぜなら、振り込め詐欺なのか正当なものなのか、よくわからないからです。

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