ことしは、国会が1月5日にスタートし、会期が延長された割には、審議時間は伸びなかった。
いつも通常国会を終えると、審議時間は1000時間を超えるのだが、どういうわけか、ことしは850時間止まりだった。
特に審議がストップしたわけでもないのに、審議時間が伸びなかったのは、なぜだろう。
速記者が顔を出さなくなって、議員がやる気をなくしたからだろうか。
速記者が目の前で必死で速記している姿を見れば、議員だって、よし俺もがんばるぞと、やる気が出るが、テレビから起こして速記録を作っているらしいということでは、議員の発奮材料にはならない。
会議録の発行も遅れがちだった。
まだ、昨年のが一部止まったままである。
新議員会館の建設が順調に進んでいる。
現議員会館の2倍くらいの高さになっている。
床面積は2倍以上になるだろう。
議員の定数が2倍になったのかと錯覚する。
設備が良くなることは、結構なことである。
今は、霞が関ビル並みの高層ビルが、あっちにもこっちにも存在する。
国会施設だけが、貧弱である必要はない。
先日、瀬田の神社とお寺を、久しぶりにお参りした。
偶然、一人の先輩が、バイクを走らせ、平地となった養成所を見に来られていて、顔を合わせた。
こんなちっぽけな養成所をつぶす一方で、豪勢な新議員会館が建設されている。
日本の国は、豊かなのか、貧しいのか、どっちなんだろう。
胸中、複雑である。
わけがわからない。
0 件のコメント:
コメントを投稿