2011年6月10日金曜日

2011年6月9日の地震 16回

 2011年6月9日の地震 16回

 皇居1周 29分04秒53

 (1)震度2  3時18分 M2.9 長野県南部
 (2)震度4  7時11分 M5.1 岩手県沖
 (3)震度1  9時12分 M4.8 宮古島近海
 (4)震度1  9時49分 M3.2 福島県浜通り
 (5)震度1 11時55分 M3.1 茨城県北部
 (6)震度1 13時22分 M2.9 富山県西部
 (7)震度3 13時33分 M4.1 富山県西部
 (8)震度3 13時47分 M3.4 秋田県内陸南部
 (9)震度1 15時23分 M1.6 長野県北部
(10)震度1 16時20分 M2.5 福島県会津

(11)震度2 19時26分 M5.1 福島県沖
(12)震度4 19時38分 M5.7 茨城県沖
(13)震度2 20時20分 M3.8 奄美大島近海
(14)震度1 22時26分 M2.7 茨城県北部
(15)震度1 23時33分 M2.9 福島県浜通り
(16)震度1 23時54分 M3.8 福島県沖



 新築と増築と改築と解体

 何もないところに新しいものを建てるのが新築である。
 古い物を残したまま新しく建て増しをするのが増築である。
 古い物を壊して新しい物に建て替えるのが改築である。
 建物を壊して更地にするのが解体である。

 使えなくなったものを壊して新しく建て替えるのはしようがない。
 しかし、何も痛んでいないものを壊して新しく建て替えるのは贅沢である。
 できることなら、使える物は残して、改築ではなく増築にしてもらいたいと思う。
 新築はうれしいことだけれども、長年住んだ建物が壊されてしまうことは悲しいことだ。
 使える物は壊さずに極力残すことによって、被害を受けたときも、仮設住宅等の新規の建設をできるだけ少なくすることができると思う。

 対震性に問題があるかどうかの判断は難しい。
 今回の東日本大震災では、かなり強い地震が何度も襲った。
 その割に、東京の建物の被害は少なかった。
 地震の被害というものは、一定の限界を超えたときに、とてつもなく拡大するようだ。

 地震で人が死ぬなんて信じられない。
 私の場合、幸いにして、地震でしりもちをついたことすらない。
 ただ、今回の震災では、本棚の本が崩れて廊下をふさいだり、飾っておいた絵や置物が倒れたり、ラジカセのアンテナが曲がってしまったりという被害は受けた。
 オフィスや駅ビルや住宅や体育館においても、壁にひびが入ったり、地面が陥没して段差ができたり、コンクリに亀裂や段差ができたり、床のタイルが何十枚も割れたり剥がれたり、ガラスが何十枚も割れたりの被害はあった。
 人災も、知り合いの親戚や家族には、津波にのまれて亡くなった人が何人も出た。私が聞いただけでも5人亡くなった。実家が全壊したという人もいた。

 ここ3日、余震の回数がうんと減った。大震災から3か月たって、ようやく余震もおさまってきたものと思う。しかし、小休止かもしれないので、油断は禁物だ。

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