2011年6月24日金曜日

2011年6月23日の地震 19回

 2011年6月23日の地震 19回

 6月23日6時51分
 震源地 岩手県沖
 位置
 緯度 北緯39.9度
 経度 東経142.5度
 震源 マグニチュード M6.7
 深さ 約20km
 震度 5弱
 青森 青森県三八上北 青森県下北 階上町 東通村
 岩手 岩手県沿岸北部 岩手県内陸北部 普代村 盛岡市

 (1)震度1  2時28分 M3.1 宮崎県北部平野部
 (2)震度3  3時19分 M4.0 茨城県北部
 (3)震度2  3時57分 M3.2 長野県北部
 (4)震度5- 6時51分 M6.7 岩手県沖
 (5)震度1  8時34分 M3.8 茨城県沖
 (6)震度2  8時47分 M3.9 福島県沖
 (7)震度1  9時32分 M3.7 岩手県沖
 (8)震度1 10時06分 M3.6 岩手県沖
 (9)震度1 10時15分 M3.5 茨城県沖
(10)震度1 10時40分 M2.6 島根県東部

(11)震度1 11時05分 M2.2 長野県北部
(12)震度1 12時11分 M3.8 岩手県沖
(13)震度2 17時09分 M3.4 福島県浜通り
(14)震度2 17時22分 M4.1 岩手県沖
(15)震度2 19時16分 M4.1 岩手県沖
(16)震度4 19時35分 M5.3 宮城県沖
(17)震度1 20時14分 M4.0 岩手県沖
(18)震度2 20時38分 M4.7 種子島南東沖
(19)震度2 21時00分 M3.4 愛知県西部


■東北地方で強い地震、最大震度5弱 津波注意報は解除

 23日午前6時51分ごろ、青森県と岩手県で震度5弱の地震があった。

 気象庁は岩手県に津波注意報を出したが、約1時間後に解除した。

 気象庁によると、震源地は岩手県沖で、震源の深さは約20キロ。

 地震の規模はマグニチュード(M)6・7と推定される。

 各地の震度は次の通り。

 震度5弱=階上、東通小田野沢(青森)普代、盛岡玉山薮川(岩手)
 ▽震度4=新篠津、函館新浜(北海道)青森、平内、外ケ浜(青森)宮古五月、久慈、久慈長内(岩手)涌谷、栗原若柳(宮城)
 ▽震度3=札幌北区、知内町役場(北海道)青森中央、青森浪岡(青森)宮古、宮古長沢(岩手)気仙沼(宮城)能代、能代追分、能代市役所(秋田)鶴岡道田(山形)郡山湖南(福島)加須大利根(埼玉)村上岩船(新潟)
 ▽震度2=札幌、森、松前(北海道)弘前、深浦(青森)一関川崎(岩手)石巻(宮城)など

■「大震災の揺れ方に似ていた」 一時緊迫 青森・岩手で震度5弱 

 青森県と岩手県で震度5弱の揺れを観測した23日早朝の地震。

 東日本大震災の被災者が暮らす避難所では強い揺れと津波注意報に、一時緊迫した雰囲気となった。

 防災無線で地震の発生を知らせるサイレンが鳴り響いた岩手県釜石市。

 70人が寝起きする釜石市民体育館では、朝食中に大きな揺れが襲った。

 ほとんどの人はロビーに出てテレビの速報を見つめたが、箱崎町から避難している男性は「ちょっとびっくりしたけど、みんな慌てることもなかった」と落ち着いた様子。

 岩手県宮古市の自宅にいた女性は地震の後、すぐに逃げられるように避難バッグを手に取った。

 「サイレンの音に思わず、体が震えた」。

 津波注意報が解除され、緊張が解けたという。

 青森県八戸市の造船業の男性は早朝の仕事を終えて歩いている時に横揺れを感じた。「大震災の揺れ方に似ていた」と話した。

■宮城沖、大地震の前兆か 震災前22年の「静穏期」 房総、四国沖でも確認

 東日本大震災の震源となった宮城県沖のプレート(岩板)境界付近で、約22年前からマグニチュード(M)4.5以上の地震の発生率が半減する「静穏期」がみられたとの解析結果を、北海道大地震火山研究観測センターの教授(地震学)が16日までにまとめた。

 同様の静穏化は、千葉県・房総沖や四国沖でも認められるという。

 教授は「大きな地震の前兆の可能性もある。地殻変動の変化など今後の推移を注視したい」としている。

 調査の結果、大震災の震源域で最も大きな断層破壊が起きた宮城沖付近では1965年以降、年平均3.0回前後M4.5以上の地震が起きていたが、89年以降は同1.5回程度に半減したエリアが存在することを確認。

 房総半島沖や紀伊半島付近から日向灘にかけての四国南沖のプレート境界周辺でも90年前後から、ほぼ同レベルの地震の静穏化が認められたという。

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